ノーベル文学賞だの平和賞だのと、物欲しそうに言うなよ。恥ずかしくないのか。
毎年この時期になると、「ノーベル文学賞は日本人の誰に決まり」だとか「平和賞は日本だ」と、日本中がお祭り騒ぎをするがミットモナイなぁ。日本人は何時頃からこんな物欲しい民族になったのか?!
「へぇ、日本のあの人に、あの運動に、ノーベル賞が授与されるのか。嬉しいね、やっぱり世界は、ちゃんと見ているもんだな」と、受賞を知って喜ぶ「ゆかしさ」のようなものが近頃の日本人には無くなってしまったのか。誉めて頂くほうから、「私でしょう、私以外に誉めて頂ける人はいないでしょう」とは、厚顔無恥も甚だしい。
こんなことがあると、ボクはまた「日本を抜け出して、ハンガリー辺りの田舎で静かに暮らしたい」と、年甲斐もなく想うのです。
そこいら中が、すっかり秋色です。
2015.10.9のPM4時30分、暮れなずむ東の山を撮ってみました。
物音一つしない静もる部落の向こうに、間もなく紅葉する暮れなんと佇む山です。