2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ヘッセは言います「老齢になると多くの苦痛に見舞われるけれど、いろいろな賜り物にも恵まれる」と。

朝食後、一息入れていると電気の検針に人が来た。デッキの檻の僅かな間から指を入れて、ミシェールの鼻先を撫でながら「あなたは何時も静かですね」と話し掛けて帰って行った。検針に行く先々で、いつもキャンキャンと吠えられるのだろうな。 その人が帰った…

時雨れて寂しい山里で、モーツァルトを聴きながらルソーを読み、いえ、ルソーを読みながらモーツァルトを聴いてます。

起床6時の室温11℃、堪らずエアコンに通電する。この冬初めてのことである。寒いので蜂蜜入りのホットミルクにして朝食を済ました頃から、霙混じりの雨となる。 昨日着いたばかりの、「ルソー:孤独な散歩者の夢想」の新訳"Rousseau : Reveries of the Sol…

「老人には何の価値もないなどということを、思い込まされるのは真っ平である」と、ヘッセが言います。

6時に目を覚ますと雨音がしない。「雨時々曇り」という天気予報のとおり今は曇りの時間帯かと、起きるなりミシェールを連れてウォーキングに出る。いつもの折り返し点に来ると、ぱらっと雨が降って急いで帰る。 トーストに林檎と牛乳の定番の朝食を済ました…

南北に長い日本列島、北国からは雪の便りだが、ここでは季節外れの暖かい日が続く。

夜半過ぎから雨。暖かい日が3,4日も続き、雨がショボショボと降る今朝は、10月初旬の気温ではないかな。雨の中を小走りにウォーキングして帰って来ると、足の長いミシェールは平気な顔をしているが、ボクはハーハーと呼吸が乱れ、うっすらと汗ばんでい…

朝4時前、震源地・嶺北のMT4.8、震度4の地震に起こされる。

震源地に近いためか、MT4.8の地震でもガタガタと揺れ、気持ちのいいものじゃない。 リビング・ルームで何かが落ちる音がして、壁にぶら下げていたポール・クレーの額の一枚が落下していた。地震が怖いミシェールは、寝室を出たボクに纏わり付いて、「大丈夫…

山茶花が数輪の花をつけ、庭は銀杏の落葉で黄色に染まっている。

起床6時の室内は11℃、ミシェールと散歩をする頃は寒かったが、8回目のスイミング教室に出掛ける時は、ピーカンのインデアン・サマーの陽射しで暖かい。 スイミング教室から我が家の前まで帰って来て、車の中から見上げる庭木のうち山茶花に、薄紅色した…

庭の花梨に,握り拳の優に二倍はある立派な実がなった。

庭に花梨の実が落ちている。拾い上げると、ボクの握り拳の2倍を超え、ずっしりと重たい。 LLの卵と並べてみると、その大きさが分かると言うもの。花梨は立派なナリをしているが、食用にはならないし何も利用価値がなくて、毎年落ちたところで朽ち果て、大地…

室内のイルミネーションに火を入れると、寂しい部屋の中が華やいで、早や正月気分。

昨日は屋外のイルミネーションを取り付け、今日は室内のツリーやスノーマンに火を入れた。 部屋の中が賑やかになって「こんな時には、これかな」と、シューマンのピアノ曲『カーニバル』を取り出したが、CDケースの中に、今井信子さんが弾く「マックス・レー…

庭の銀杏が黄色くなった葉を落とし始め、デッキにイルミネーションを飾り付ければ、もう辺りは冬の装い。

昨日、スイミング教室から帰ってから、日が差して暖かいのでデッキにイルミネーションを取り付けた。 今朝になって初めて気が付いたが、庭に2本ある銀杏がすっかり黄色くなって落葉している。パラパラと雨がかかるデッキの上から、その様子を撮る。 周辺の…

今日は下6桁に1が並ぶ2011.11.11、晩秋の冷たい雨の日です。

FMから流れる「ショスタコーヴィッチ:ピアノ五重奏曲」を聴きながら、昨日届いた『キリマンジャロ』を淹れる。 やや酸味が利いたオールラウンドな『グアテマラ』を飲むことが多いが、時には強烈なキャラクターの『キリマンジャロ』を淹れる。酸味が強いのは…

ヘッセは「モーツァルト:ピアノソナタ第7番」を聴いて床に入り、その翌朝永眠している。

少し前、ブログに『ヘッセの手紙』の一節を紹介したら、読書好きの女性から「私も買って読みましょう」と言う コメントをいただいた。ヘッセを読む人がおられると知って、ヘッセをこよなく愛するボクは嬉しい。 ヘッセは、85才になった1ヵ月後「モーツァ…

今日の北陸地方は平年並みの気温だとか。暖かい日が続いたので寒く感じる一日だった。

デッキに陽が差す10時前ミシェールをブラッシングしてから、スイミング・スクールに行く。 通い出して今日が6回目。毎回50分、周りはいい加減にやっているがボクはインストラクターに従って、「この運動はココに効くな」と感じるところに、精神を集中さ…

弊衣を纏い粗食を食らう貧しい暮らしながら、心豊かに生きていたい。

ボクは年金だけで生きている。扶養家族が無く扶養手当が付かないので、真に微々たる年金で他に収入は無い。 借財もなければ蓄財もない。息子が二人いるが、生きてる間は彼等に負担をかけまいと思うから、掛け捨ての「火災保険」だの、癌系だから「癌保険」だ…

車のアンテナの先に赤トンボが羽を休め、山里の秋は静かなり。

庭に停めた車のアンテナの先に、赤トンボが止まっている。飛び立つかと思えば、また止まり、「三千世界」に音もなし。 広島の雪の深いところと街中とに、住み分けていられる方からコメントを頂いた。ボクより少しお若い方のようだが、日々の暮らし向きを克明…

ソプラノよりアルト、ヴァイオリンよりヴィオラ、管楽器は木管楽器と、だんだんマイルドなものが好くなって。

冬に追い立てられ秋は急ぎ足で行ってしまうが、ここ暫く透き通るような秋空が続いて嬉しい。 ミシェールとウォーキングする朝6時には姿を見せない赤トンボが、陽の当たる9時頃になると何処からか出て来て、そこいら中で音も立てずに羽をキラキラさせながら…

今日から11月。こう言う暖かさをインデアン・サマーと言ったり、「小春」日和と言ったりするのですね。

今朝も昨日と同様に暖かい。朝の事柄が終わって、陽を浴びながらミシェールをブラッシング。横になって気持ちよさそうに目を細めているミシェールに、「よいしょ、しなさい」と言えば、くるりと寝返りをする。 昨日、スイミング教室に隣接するスーパーへ食糧…