今日は下6桁に1が並ぶ2011.11.11、晩秋の冷たい雨の日です。

 FMから流れる「ショスタコーヴィッチ:ピアノ五重奏曲」を聴きながら、昨日届いた『キリマンジャロ』を淹れる。
 やや酸味が利いたオールラウンドな『グアテマラ』を飲むことが多いが、時には強烈なキャラクターの『キリマンジャロ』を淹れる。酸味が強いのはいいが、妙に癖があって愛好家の方には申訳ないが、品のいいコーヒーとは言えない(「品のよくない奴が、よく言うぜ」と言われそうだが)。
 ブルー・マウンテンは別にして、ボクのように懐の淋しい人間には、品よく酸味が勝ったと言えば『コスタリカ』か。ただストレートを楽しむボクには『コスタリカ』は淡白に過ぎ、『ブラジル』や『コロンビア』とブレンドしている。ストレートに飲むには、やはり極上のブルー・マウンテンに止めを刺すな。
 「日に6回飲むコーヒーのうち、2回ぐらいはブルー・マウンテンにするか」
 「いやいや、お前の懐と相談してみろ、分相応と言うことがあるだろうが。コーヒーを飲めるだけ幸せと思え」
 「うん、ボクには贅沢だと言われるだろうな。でもなぁ、」
 また暫くは、こんなクダラナイことでボクは悩むのでしょうか。「小人、養い難し」!