庭の銀杏が黄色くなった葉を落とし始め、デッキにイルミネーションを飾り付ければ、もう辺りは冬の装い。

 昨日、スイミング教室から帰ってから、日が差して暖かいのでデッキにイルミネーションを取り付けた。

 今朝になって初めて気が付いたが、庭に2本ある銀杏がすっかり黄色くなって落葉している。パラパラと雨がかかるデッキの上から、その様子を撮る。

周辺の山々の紅葉が見頃になるのは、まだ一週間も先のことか。朝から冷たい雨が降って、ここいら初冬の気配である。
 足温器と膝掛けを用意して、庭木の雪吊りを手配し、今月中には雪囲いをしてと、冬支度のことを考えていたら家の前に大型トラックが停まって、インターネットでオーダーしたスタットレス・タイヤが届いた。
 長くて厳しい冬のことを考えれば気分が沈んでくるが、FMのSWを入れると「モーツァルトクラリネット五重奏曲」が、武満徹さんのクラリネットの曲が聴こえて来た。クラリネットの好きなボクは愁眉を開く。
 さらに嬉しいことには「モーツァルトクラリネット協奏曲」が。ボクは「モーツァルトの曲の中から、好きなもの1曲を選べ」と言われれば、躊躇わずコレを挙げる。
 朝の10時過ぎだと言うのに、すっかり暗くなってきた家の中にクラリネットの音が流れます。モーツァルトが終わったら、朝から2杯目になるコーヒーをいただきましょうか。山里に寂しくも贅沢な時が流れます。