2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ジョン・レノンは歌いました、「想像してご覧よ、国境なんてないんだと」

26日のブログで、宇宙ステーションの古川聡さんに、「そこから見える地球の上には、国境線などありませんね」と訊ねました。漆黒の宇宙に青く輝く地球の上には、国境線など存在しないのです。 「日本人ではなく地球人として生きていたい」と願うボクに応え…

サガンではありませんが、「ウエーベルンはお好きですか?」

嬉しいことに朝から日が差して室内は27度、カラッとしている。 今朝は少し朝寝坊して(それと言うのも、昨日は久し振りに金沢に出掛けた疲れのせいでしょう)、6時半ごろ「アントン・ウェーべルン:弦楽四重奏曲」をヘッドフォンで聴きながら、ミシェール…

我が庭に朝顔(?)が咲き、梅が実をつけています。

昨日の訪問客が、梅ノ木を見上げながら「随分と実がなってますね」と言うので、よくよく見ると実を付けている。 「梅に実がなっている」と、人から言われないと気が付かなかったが、毎年小さな篭が一杯になるほど実をつける梅ノ木。人に言われるまで知らなか…

古川聡さん、宇宙ステーションから見える地球の上には、国境線なんて見えないでしょ?

そうですよね。国境線なんてものがあるわけないですね。愚かしい人間は「それが存在する」と言って、国境線をめぐって戦争をするのです。 貴方がウラヤマシイ。国境のない地球を遥か彼方から眺められるなんて! ガガーリンが宇宙の彼方から地球を見て、「地…

「犬」を何故「わんこ」などと言うのですか?「イタグレ」とは何という言い方でしょう!

飼い主でない人が、「犬」を「わんこ」と言っても、ボクはメクジラを立てませんが、犬と一緒に暮らしている人が「うちのワンコは」と言うを聞くと、ボクは何時も「この人、自分の犬に愛情を感じているのだろうか」と思いますね。 犬は「わんこ」ではないでし…

鬱陶しい梅雨空の朝、マーラーの評伝を読みながら、カール・ライスターのクラリネットを聴いている。

今朝も梅雨の空。朝のセレモニーを終えて、デッキの上でコーヒー・ブレーク。 「佐渡裕さんがマーラーを振る」と教えていただいたので、今一度マーラーの軌跡を追ってみようかと、Jonathan Carr, "MAHLER:A Biography"を取り出した。 ボクはTVを殆ど観ないし…

佐渡裕さんと中学生の頃に合唱したことがある女性から、ボクのくだらないブログにコメントを頂いた。

梅雨の晴れ間というのでしょう、日が差して、あんまり気持ちがいいので、二階の階段の中途に腰掛けてホットしてると、「お前さん、そんなとこで何してる?」と、ミシェールが下から見上げている。 昨日、佐渡裕さんのベルリンフィルとの演奏について書いた、…

福井県知事の言ったりしたりすることに気を許してはならない。「虎の威を借る狼」に過ぎない。

「原発再起動に同意しない」とか、「核燃料税は原発停止中も対象にし、更に17%に税率を上げる」と見得を切る福井県知事を、勇ましい原発反対のリードオフマンのように思ったら大間違い。やがて梯子を外されてエライ目に遭いますぞ。 福島原発への国民的な…

佐渡裕さんとベルリン・フィル、観ましたか聴きましたか。

昨日、6月11日のNHK/BS で、佐渡裕さんとベルリン・フィルとのファースト・コンタクトとリハーサルの様子、それに5月20日の定期演奏会において「ショスタコーヴィッチ:交響曲5番」を指揮する、佐渡裕さんの晴れ姿が放映されました。 指揮棒を大きく…

犬は生き物です。ですから感情も意思も尊厳をも持っています(final)

妻に先立たれ、子供も独立し、念願だった外国暮らしも断念して、じっくりと日本に独り住むと心決め、福井の杉林の中でミシェールと呼ぶボルゾイと暮らし始めて5年。 僅か5年と言うべきか、もう5年も経ったというべきか、この間、犬という生き物と共存して…

血統なんて存在しない、だから犬に血統があるわけない(2)

ミシェールが我が家に来た時「コレが血統書です」と手渡されたが、アメリカ風に言い直せば"Family Trees",直訳すれば『家族の木』と呼ぶべきドキュメントである。これを「血統書」と言ったり、人間ならば、唾棄したいような『家』というコンセプトを付けて、…

血統なんて存在しない、だから犬にも血統があるわけがない(1)

夏日が続き、厳寒のロシアにルーツを持つミシェールには、ツライ季節の到来である。 血(血液)とは、脈の中を流れる赤色の液状物で、全身の細胞に栄養分を運搬し老廃物を運び出す媒体で、DNAや遺伝子の格納庫ではない。それが証拠に、DNAのサンプリングは口…

犬は生き物ですから、感情も意思も尊厳をも持っています。ミシェールはボルゾイという種類の犬です(4)

今朝は早くから、庭の草刈に来ていただいた。広くもない庭、自分でやればよさそうなものだが、やや中腰になって3時間余り、草刈機を担いで作業をすれば、腰痛持ちのボクは間違いなく「ぎっくり腰」になる。幾らか経費が掛かっても、草刈をしていただくのは…

犬は生き物ですから、感情も意思も尊厳をも持っています。ミシェールはボルゾイという種類の犬です(3)

ボクは福井へ移り住む前、芦屋に長くいた。ご承知のように、そこにはボクらの世界とは隔絶した、とてつもないお金持ちが大勢住んでいて、気が遠くなるような大邸宅が軒を並べ、広大な庭には四季折々の花が咲き、見たこともないノーブルな犬が走り回っていた…

ミシェールと暮らすとは、意思と感情と尊厳を併せ持った生き物と共生することだと、心得ましたね(2)。

天気予報の通り、昼には雨になると予感させるような朝、ミシェールは食卓の上に何か見付けたようです。 うちへ来た数ヶ月の間、感情表現の控え目なミシェールに「恐ろしく愛想の悪い奴だな」と思ったものだが、そのうちボクにも環境にも慣れて変わって来るだ…

ミシェールと暮らすとは、意思と感情と尊厳とを併せ持った生き物と共生することだと、心得えましたね(1)。

昨日の昼過ぎ、曇り空に日が差して明るくなって来たので、「明日、水曜日はパン屋さんはお休み。今頃は食パンも焼けた頃でしょう。ミシェール、ブーブーで出掛けましょうか」と話かければ、車に乗って何処かへ行くと分かるミシェールは、跳びつくようにして…