鬱陶しい梅雨空の朝、マーラーの評伝を読みながら、カール・ライスターのクラリネットを聴いている。
今朝も梅雨の空。朝のセレモニーを終えて、デッキの上でコーヒー・ブレーク。
「佐渡裕さんがマーラーを振る」と教えていただいたので、今一度マーラーの軌跡を追ってみようかと、Jonathan Carr, "MAHLER:A Biography"を取り出した。
ボクはTVを殆ど観ないし、オンライン・ニュースを見れば新聞購読の必要もなく、FMの番組表など手元にないので、今何をやってるか分からないFMのSwを入れると、クラリネットが聞こえて来た。
管楽器の中では木管楽器がいいボクは、クラリネットが大好き。カール・ライスターのクラリネット演奏で、モーツァルトやブラームスの定番の曲が流れる。
ふくよかなクラリネットの音色に耳を澄ましながら、マーラーを読むでいて思うのは、マーラーの音楽に流れる、あのぺシミステックな響きが一体何処から来るのか、ボクには不思議でならない。
とてもボクには、この謎解きが出来そうにもない。何方か教えて下さる方はおられませんか。