2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧
ここは名のみの春。残雪の中で朝靄に煙る山里です。 例年、4月になると我が家の庭から雪は消え、雪囲いを取り外して、明るい陽射しの中で春の喜びにわくわくするものだが、今年は何時になったら雪は消えて無くなるのだろう。 宮勤めをしていた頃は今日は年…
今朝のNYタイムスのオンラインニュースのトップに、体に浴びた放射能検査をしてもらう、アミ・マツヤちゃん(5才)の姿が掲載されていた。 アミちゃんは、やや緊張気味で背筋を「しゃきっと」伸ばし、首を後ろに反らせて放射能検査を受ける元気そうな姿に、…
今日みたいに暖かい日は、何日ぶりのことでしょう。この日を待ちかねてミシェールをシャンプーしてやりました。 2005年2月1日生まれのミシェールは6才2ヶ月、人間なら壮年期でしょうが、だんだん甘ったれになって、車で出かけようとすると一声か二声…
東北地方は今日も寒い日だそうで、体調には気をつけて下さい。 こちらでも庭木に樹氷の花が咲いて、一面の冬景色です。 昨日、" NELSON MANDELA:Long Walk to Freedom " が届いた。 読み終えたら高校に入った孫に送ってやろうと考えている。plainな英語なの…
寒い日が矢鱈続くが2,3年前の日記を見ると、この頃寒い日が続いたと書き記している。うっすらと雪の積もる道をミシェールと帰って来ると、天気の回復を予感させるように、東の空の雲間に太陽が顔を出している。 寒さも今日明日がピークで来週は春らしい陽…
朝から雪がチラチラと降り止まず寒い。東北の被災地も寒いかと辛い思いになる。 今さっき、メールボックスまで郵便物を取りに行って気が付いたが、エントランスやガレージの車の上が黄緑色をしている。車のウィンドーを指で撫でると、指先に黄緑色の微粒子が…
朝からリビング・ルームの模様を替えた。 家具は殆どラタンで軽く、何を移動させるにも楽だが、腰痛持ちのボクは少しでも腰に負担を掛けないようにと、中のものを出したり入れたりするもので余計に時間がかかる。 「これで良し」と一息つくと時計は10時を…
続く春雨にガレージの雪は姿を消した。 日記を見ると、昨年11月の中旬に普通タイヤからスタッドレスタイヤの履き替えている。4ヶ月お世話になったスタッドレスを、今週中にはお役ご免としてやりましょう。 平素から環境保全とかエコとか言ってることと矛…
今朝のNYタイムスのオンラインニュースに、国連軍によるトリポリの破壊状況の写真が掲載されていた。ご覧になった方がいらっしゃるでしょうか。 世界にいる何人かの暴君の一人カダフィーに対する、安保理お墨付きの鉄槌だと言うのだが、こんな破壊行為ではな…
一人の若い男性が9日ぶりに救出されたと。詳しいことは分からないが、神が創造した人間の生命力は凄いものだと思う。今日は被災地でも昨日と比較して暖かいそうな。そう聞けば気持ちまで温かくなる。 昨日、久し振りに訪問した友人宅で、タイミングを図れず…
東北地方の未曾有な災害を、見るにつけ聞くにつけ涙を流すボクは、今朝のThe New York Times のトップに、コンクリートの建物だけが残る瓦礫の道路の上で、彼らが探し出したのであろう一人の亡がらを囲んで、装具を身に着けた救助隊員6,7人が、手を合わせ…
雪の合間を見て、肩と二の腕の痛みを堪えながら、道路から勝手口までのエントランスの雪を取り除いた。家の周囲は未だ1mを超える積雪に囲まれているが、これで訪問客は車をエントランスに乗り入れることが出来ると、肩の荷を下ろした気分。 寒くて暗い空の…
パラパラと音を立て大粒の霰が降る。完全武装をして「さぁ、行きましょう」と、朝のウォーキングをしたが、霰は雪と違って払い落とせるのでミシェールの始末も楽。 地震の被害地でも今日は雪で、暫く寒い日が続くという。非情なものだなぁ。 この酷い仕打ち…
昨日、西側の屋根雪は未だ庇にへばり付いていた。 昨夜遅く地響きを立てて崩れ落ち、今日は庇から離れている。 ボクはずり落ちた雪が庇を離れたのを見ると「春が来たな」と実感する。 今朝ミシェールとウォーキングする道には、うっすらと雪が積もっていて、…
朝から日が照り雪が解けて、雪囲いをしなかった柘植が、見るも無残な姿を現した。 くしゃくしゃに折れ曲がって柘植とは思えない哀れな姿に、己が姿が重なり合って言葉もなく立ちすくんだ。 この度の地震を、もはや「想定外の大地震であった」とは言わさない…
今週のお題「ブログと私」 凄まじき宮勤めをしていた頃、役職に就いた「お祝いだ」と、二人の息子が金を出し合って、バーバリー製の立派な総革装の「システム手帳」を買ってくれた。それ以来、日記を書き続けて40年。ブログに日記を書くと知って、早いもの…
地震に押し潰され、津波に根こそぎ浚われ、更に福島原発に恐ろしい大事故の発生が予感されて、この寒空の下、さぞかし被災された多くの方は途方に暮れておられることでしょう。 ボクも中学生の頃、福井地震に遭遇し九死に一生を得た恐ろしい経験がありますが…
「雪が音もなく降り続く」。それって嘘だろう。 今日3月11日の朝5時、ボタン雪の降る音がして目が覚めた。物音一つしない山里では確実に雪の降る音がする。気配なんかでなく、雪は「ざわざわ」と音を立てて降る。 リビングのカーテンを開けると、積雪は…
ミシェールとウォーキングから帰ってきて、東の部落の方を見ると、地表と空との間に、霧が?靄が?、こういうのを何て言うのだろうか、煙のようなものが靡いて、なかなか幻想的な光景である。 ミシェールの足の裏を拭きドッグフードを用意して、急いでデジカ…
昨年、雪が来る前に庭木の雪吊りをしなっかたため、山茶花は満身創痍で酷い姿になっている。 それでも5本ある山茶花のうちの1本が、一輪の赤い花を付けている。写真を撮って、ボクは「有難う、ご免ね」と深々と頭を下げた。 庭の雪解けが進み、次から次へ…
館野泉さんをボク如き者が紹介することはない。 ラヴェルの曲も凄いが、館野さんの左手だけの演奏も凄かった。 スクリャービンにも左手のためのピアノ協奏曲があるが、ボクは有名なラヴェルのものを初めて聴いた。左手だけのピアノがオーケストラと紡ぎ合っ…
桃の節句に10cmの積雪、こう言うのを「寒の戻り」だとか。春が来たかと思わせて、悪戯なこと。 昨夜、妙に寝つかれず、枕元のラジオをかけるとトニー・ベネットを特集していた。ミリオンセラーになった、" I Left My Heart In San Francisco"(日本では<…
今年も前の年と同じように、最初の日が雨の3月が来た。78才になって迎える3月。よくぞ生き延びたものだ。この命、無駄にしてはなるまいぞ。 ヘッセの『人は成熟するにつれて若くなる』の中に、こんな詩がある。 『どんな花もしおれ、どんな青春も老人に…