大粒の霰が降る中を、ミシェールと朝のウォーキング。春は行ったり来たり。

 パラパラと音を立て大粒の霰が降る。完全武装をして「さぁ、行きましょう」と、朝のウォーキングをしたが、霰は雪と違って払い落とせるのでミシェールの始末も楽。
 地震の被害地でも今日は雪で、暫く寒い日が続くという。非情なものだなぁ。
 この酷い仕打ちは神の所業なのか!?
 ならば、神など要らない!
 「天罰だ」と言って世の顰蹙を買ったバカな知事がいるが、こんなバカを四期に亘って知事にする連中も、アホやな。
 「目覚めよ」と、荒野でする声が聞こえませぬか!?
 先程、インターネットのオンライン・ニュースで、一人の小学生がダンボールに家族の名を書いて、避難所を訊ね歩いていると報じていた。
 ボクは誰もいない家の中で声を上げて泣いた。