NYタイムスのトップにトリポリの政府機関が破壊された写真が。もっと平和的な手段がなかったのか。

 
 今朝のNYタイムスのオンラインニュースに、国連軍によるトリポリの破壊状況の写真が掲載されていた。ご覧になった方がいらっしゃるでしょうか。
 世界にいる何人かの暴君の一人カダフィーに対する、安保理お墨付きの鉄槌だと言うのだが、こんな破壊行為ではなく別な方法はなかったのか。
 言うことを聞かないと制裁をするやり方で、物事が解決するわけがないことは世界の歴史が証明している。一時治まったように見えても、やられたらやり返すという怨念は経過する年月の中で増幅され何時かは爆発し、際限なく破壊が殺戮が繰り返えされるのだ。
 つい先程、孫が高校の入試に合格したと知らせて来た。彼奴が高校生になるまでボクは生きてはいないだろうと思っていたが、孫はスクスクと成長し、ボクは往生際も悪くヨボヨボと老いさらばえている。せめて祝いに「電子辞書」でも贈ってやろうと、インターネットで検索すれば、良いものは結構な、お値段である。
 孫を祝って「ブラームス:大学祝典序曲」でも聞き聴きましょかと、レコード棚を探すが容易には見付からない。「俺もダメになったな」と半ば諦めかけた頃、やっと探し当てた。