佐渡裕さんとベルリン・フィル、観ましたか聴きましたか。

 昨日、6月11日のNHK/BS で、佐渡裕さんとベルリン・フィルとのファースト・コンタクトとリハーサルの様子、それに5月20日の定期演奏会において「ショスタコーヴィッチ:交響曲5番」を指揮する、佐渡裕さんの晴れ姿が放映されました。
 指揮棒を大きく振り上げ、突き出し、目をむき歯を食いしばり、汗だくで阿修羅のごとくエネルギッシュなコンダクトに、佐渡さんの誠実な人柄とが相まって、難物揃いのベルリン・フィルのメンバーに受け入れられ、指揮者と楽団員が一体となった素晴らしい演奏でありました。ボクには、今は亡き岩城宏之さんの姿と重なって、感動のヒトトキでした。
 今日は朝から、昨夜の感激をもう一度と、コンドラシンが指揮するモスクア・フィルのCDと、セミヨン・ビシコフの指揮するベルリン・フィルのレコードで聴いてます。

 「ショスタコーヴィッチ:5番」と、「武満徹:From me flows what you call Time」とがカップリングされて、6月下旬にはリリースされるとか。発売が待ち遠しい。
 武満徹さんのオーケストラ曲の全曲を、佐渡さんの指揮で聴いてみたいですね。それはボクの適わぬ夢でしょうか。