山茶花が数輪の花をつけ、庭は銀杏の落葉で黄色に染まっている。

 起床6時の室内は11℃、ミシェールと散歩をする頃は寒かったが、8回目のスイミング教室に出掛ける時は、ピーカンのインデアン・サマーの陽射しで暖かい。
 スイミング教室から我が家の前まで帰って来て、車の中から見上げる庭木のうち山茶花に、薄紅色した数輪の花を見た。


 庭が銀杏の落葉で黄色に染まっている。黄色の落葉をサクサクと踏みしめて写真を撮る。

 今井信子さんが弾く「レーガー:ヴィオラソナタ作品107」を聴く。 
『秋の日の、ヴィオロンの 溜息の 身にしみて ひたぶるにうらがなし』
 これは原詩を超えた名訳でしょう。いえ、『ヴェルレーヌの主題による上田敏編曲:「落葉」』と言うべき、音楽作品ではありませんか。この詩を口ずさむと、ボクには、いつも、音楽が聞こえて来るのです。