ルノアールとショーソン

 TVでルノアールの特集を見て、ショーソン交響曲を取り出した。プラッソンが指揮するトゥルーズの演奏で、メロディアスなショーソンはプラッソンには薬籠中のものだろうな。
 写真のルノアールは、40年も前に買ったレコードのジャケットに(当時はコロンビア盤と言ったと記憶しているが)オマケとして付いていたものである。
 
 節分も立春も過ぎて、本当に春らしくなったと喜んでいたら、今日はまた朝から粉雪が舞って寒い。関西地方では「奈良のお水取りが済むと春が来る」と言うが、そこはかとなく、目には清かに見えないほどに、少しずつ少しずつ春はやって来るもの。だから恋しく待ち焦がれる春なのです。