朝の行事が終わり、ボクのコーヒー・タイムを演出する小道具たち。
6時起床、ミシェールと30分の散歩、家に帰って自分流の腰痛体操を30分。洗面・食事・片付けをすれば8時を過ぎる。そしてボクには至福のコーヒー・タイムとなる。
食卓の上にコーヒーのツールを並べ、スローライフを楽しむボクは、手回しのコーヒー・ミルで手間ひま掛けてガリガリとやる。
ポタポタとドリップすること10分、部屋中にコーヒーの香りが流れ、お気に入りのコーヒー・カップにグアテマラ・コーヒーを注ぐ。
誰もいない食卓に、至福の時の訪れです。
ここ暫くはフランス音楽を聴いているが、今朝もやっぱりドビュッシーのピアノ曲を取り出した。コーヒーの薫りに、香り高いフランス音楽。
同性愛や近親相姦やオカルティズムの、デカダンスの黒い霧の中から聞こえてくるドビュッシーは、謎めいてボクを掴んで放さない。
ティソン・トーマスが指揮する「映像 第3集」と「牧神の午後への前奏曲」。ボストン交響楽団、1971年の録音。淡路島の洲本にいた頃に買ったな。