「春分の日」に北日本では大雪だと。「冬の最後っ屁」だろうか。

春分の日」に、北海道や北日本では太平洋側も日本海側も大雪だそうな。ここいらも雪が舞って寒いったらない。冬の最後の贈り物か。
 天気予報に拠れば、今日辺りから春の陽気になるらしい。杉林の真っ只中にいるので、年中花粉症にになっているようなものだが、薄い黄緑色の杉花粉が煙のように立ち上る山里で「気にしない。気にしない」と自らに言い聞かせていても、目はクシャクシャ、洟はグスグス、喉はイガラッポク、クシャミの出るわ出るわで。でもボクは好き好んで此処に来たんだ、文句は言うまいぞ言うまいぞ。
 朝から『シェーンベルク弦楽四重奏曲』の全曲を聴いているが、春らしい今日は「現代音楽浸け」になっていましょう。
 ふと気が付けば、庭のサンシュウが黄色い小さい蕾を膨らませ、遅咲きの梅が薄いピンク色の蕾をつけている。我が庭にも着実に春が来ているではないか。