昨日は陽が射して暖か。千載一遇のチャンスとミシェールをシャンプーした。

 週間天気予報も可なり的中するもんだな。昨日は予報どおり、陽が射して11時頃には室内温度が8度もある。

 大きなミシェールをシャンプー・リンスし、風呂の脱衣場で数枚のバスタオルで拭いてやる。それから陽の当たるリビングルームの板場に移動して、ドライヤーで乾燥させブラッシングとスリッカーをするが、これらの所要時間は2時間たっぷり。ボクには月1回の重労働である。
 全てをボク独りでするので終わればヘトヘト、もうボクにはスタミナは残っていない。だからシャンプーする前には、大抵のことは前以て済ませておくことにしている。全工程が終了すると風呂場の片付けをし、使用したバスタオルを洗濯機に放り込むだけ。もう何もしない、何も出来ない。 
 
 11時時過ぎ、昼の散歩から帰って来て「ミシェール、これからキレキレしましょう」と言いながら家の中へ入ると、心得たミシェールは風呂の洗い場へスタスタと入って行く。シャンプーして全身の長い毛を揉み洗いするだけで30分、これで可なり体力が消耗する。その間おとなしいミシェールは「あっち向け、こっち向け」と命令どおりに体の向きを変えてくれる。シャワーで洗浄する時もじっとしている。嫌がって逃げ回ったりはしないが、困ることと言えば、ブルンブルンと身震いをされてボクがシャンプーだらけになることぐらい。

 全てが終われば腰も上げられない疲労困憊しているが、キレイ好きのミシェールがさっぱりと気持ち良さそうにしていると、ボクまで爽快な気分になって嬉しい。正月が来るからと言って特別のことは何もしないが、これでボクにもミシェールにも正月がやって来ると言うものである。