昨日1月16日は何事もなく過ぎたボクのバースディだった。

 1933年生まれのボクは昨日82才になった。

 女房が亡くなって26年。この杉林にログハウスを建て、芦屋から移り住んで20年になる。
 その間には息子たちが独立し、中米のグアテマラに出掛けたり大腸癌になったりもしたが、持病の腰痛と仲良くしながら齢(よわい)82になるまで、よくぞ独りで生きて来たと正直思う。
 明日何が起きるか分からない人生だが、今の毎日を続ける限り90までは生きていそうな気がしている。神も仏も信じないから願いごとなどないが、独りで暮らせなくなった時が命が尽きる時なら、ボクにはこんな嬉しいことはない。惨めたらしく人の世話になりながら朽ち果てて行くなんて、ボクは御免だな。
 
 ボクがこちらに来てから励行している健康法。

 朝6時起床。起きて直ぐ自家製の「黒酢にんにく」300mlを飲む。
 ミシェールと呼ぶボルゾイ犬と、山里を息を弾ませながら2キロのウォーキング。 帰宅してから腰痛に効果があるだろうと自らが編み出した体操を30分。
 昼食の前になると、朝と同じ道をミシェールと一緒に30分のウォーキング。
 夕方には朝・昼と同じ30分ウォーキング。
 就寝9時。
 3年前から週2回プールへ行く、爺婆クラスで1時間15分、飛んだり跳ねたり泳 いだり。

 独り暮らしだから、当然のことながら掃除・洗濯・ショッピング・クッキングなど家事一切は自分でする。
 車は免許を取得して以来40年,左ハンドルの輸入車。ショッピング・プールは近隣の大野市まで出掛けなければならないから、車は必需品である。
 
 こういったことがボクの体力の維持に大きく貢献しているではないか。

 若い頃から読書を欠かさず殆ど毎日クラシック音楽を聴いているが、それは今も変わらない。

 TVは余り見ないし日本の新聞を購読してないが、英語・スペイン語・ドイツ語の読み書きをするので、NY.タイムス・シュピーゲル・ルモン・プレンサリブレのオンライン・ニュースを読む。
 
 ブログに駄文を書き、メールを発信するので世界中にメール友がいる。

 貧乏で贅沢こそ出来ないが、常日頃お洒落でありたいと思っている。

 82だと言っても誰も本当にしないが、こんなボクの毎日がボクを見た目に若く見させるのだろう。

 今日はボクの82才と2日目の日。体のあちこちに綻びが出てきて「俺も年だな」と思わなくもないが、気持ち身なり共に若くあれと心掛ける毎日である。