ヴィドールの楽しい曲を聴いた。


 午前10時、室内は28℃に達している。今日も暑くなるだろう。写真のようなロケーションでも、朝10時で28℃だから、都会に住む人は大変だ。
 ボクはパソコンにTVチューナーを組み込んである。BS-2にチャンネルを合わせるとオルガンとピアノのデュオ曲を演奏中。
 どうもメシアンの曲ではなさそうだし、あれこれ想像しているうちに曲は終了し、『ヴィドール:4つのデュオ』とテロップが流れた。ヴィドールには数曲のオルガン協奏曲があるが、「こんな楽しい小品もあるか」と、気分を良くしブログしている。
 昨夕のこと。台所で「カタッ」と音がした。台所に通じるドアを開けっ放しにしていたのを思い出し、慌てて台所に行くと、夕飯のため用意してあったサンドウィッチの半分が無くなっている。ボクと入れ違いにミシェールが台所から飛び出した。「こんなことして、駄目じゃないか!」と、思わず大きな声が出たが、何故大声で叱られるのか分かっているミシェールは、風呂場の脱衣室で縮こまっていた。
 まぁ、叱るべきはボクの不注意さでしょう。半分になってしまったサンドウィッチを、肩を落していただく夕食だった。今朝、些か寝覚めの悪いボクを、ヴィドールが慰めてくれた。