越前は大野の国の亀山城とミシェールです。

 地元では亀山の上にあるから亀山城と言うが、朝9時過ぎ、曇り空の天守閣まで登って来た。写真は山門の前に立つミシェール

 今日、大野市内は「朝市祭り」をやっていて、亀山の麓は観光客で大賑わい。どこの駐車場も満車だったが、お城に登ろうという人は少なく、割と閑散とした山道をミシェールと息を弾ませながら登って来た。
 時々は一般の山道ではなく急坂の近道を行ったが、コンパスの長いミシェールは平気でも胴長短足の老いぼれにはキツイ。頂上を折り返し点とする「市民マラソン」のランナーが、僕等の横を駆け上って行く。中には余裕綽々、ミシェールの頭を撫でて通り過ぎるランナーもいる。東京マラソンなんぞと比較すりゃ桁外れに寂しいが、山深い田舎の城下町に相応しい情趣があって、なかなかいいもんだ。
 坂道を上り下りして腎臓結石が「おいた」をしないか心配だったが、何ら異常なく衝撃波による破砕治療は功を奏したようで、これで「遠出しても大丈夫」と言う自信がついた。