山里の イルミ輝き 暮れなずむ。


 今日は金曜日、モスクでバングラデッシュの昼食をいただいた。東南アジアやアフリカからドクターの学位を取得するため留学している中に、イスラム教徒が3,40人はいるのだろうか、いつも狭いモスクは若い留学生で一杯になる。彼らのたどたどしい日本語とボクのブロークンな英語とで、けっこう意思疎通が出来て、若い連中からパワーを貰っている。
 彼らが作るバングラデッシュ料理は、とにかく辛い。激辛である。おいしいと思う間もなく口の中が火事になる。ただ香辛は割と淡白で、一息か二息ハァハァすれば薄れ、いつまでも辛いってものでない。そのうち慣れて美味しくいただくことができると思うが、ああ言うのはカルチャー・ショックと言うべきか。
 4時間近く不在にしたので、帰宅するとミシェールが纏わり付いて離れない。大きなナリして寂しがり屋で甘ったれ、「寂しがってるだろうな。早く帰ってやらなくては」と思うから、ボクの独行範囲はドンドン狭くなっていく。