デッキの上に15cm程の積雪。ミシェールの喜ぶこと。

 日本海側に寒気来襲の予報どおり、朝方からの降雪で10〜15cmの積雪。雪の大好きなミシェールは大喜び、弾むようにして雪道を歩く。いまだに初氷を見ないが、本当に寒くなった。
 日記を見ると、去年も12月15日から雪の日が続いて、20日には積雪1mと記録している。庭木はたっぷりと水気を含んだ雪を被り、頭を垂れて重たそう。

 

 シャガールユダヤ教徒だが、ユダヤ教徒が忌み嫌うイエスの十字架を、何度も画題にしている。彼はキャンバスの上に詩を書いたが、彼の詩はあらゆる枠を超えて自由に大空を飛翔する。
 ボクは教義的にも社会における在りようにも絶望して、キリスト教からイスラームに改宗したが、信仰上はイスラームでも、宗教の枠を超えた独りの地球人として生きていたい。
 だからシャガールの大らかさと自由さに魅了される。メシアンは熱心なカソリック教徒でも、宇宙からの音楽のように聞こえ、エエな。
 さてこそ、『メシアン:世の終わりのための四重奏曲』を聴くとするか。