春は思わせ振り、季節は冬に逆戻り。

 屋根から滑り落ちた雪が、大地と連なって消えそうにもない。陽が差すと庇から水滴が滴り落ちるが、また解けて流れた分の雪が降り積もって、屋根雪は肩をいからせて存在し続ける。
 
 昨晩のTV番組で、『咀嚼する』ことがエージングを遅らせ、更に既に失われた機能を回復させ、気力まで充実させると啓発していた。「総入れ歯」であっても、歯茎への圧力と言うか刺激によって、これらの効果が期待できると言う。
 ボクも上の奥歯が欠落して「部分入れ歯」をしているが、運動機能やバランス感覚までが「入れ歯」を装着している場合と、そうでない場合とでは歴然たる差があると聞けば、起きている間は「入れ歯」を装着しておくことにした。歯は消化のためにあるものとばかり思っていた。
 神の創造の技には、人智が及ばない精緻が尽されているな。創造主に感謝!