4月の末には、赤いコペンから白いニュービートルに乗り換えるが、ミシェールの気に入るといいが。

 散々迷った挙句、6年乗ったコペンを手離して、ガソリンを食う輸入車に乗り換える。
 5年前、多治見から我が家にやって来たミシェールは、なかなかコペンに乗ってくれなかった。「よいしょ」と両足を持ち上げて座席を外した助手席に乗せたものだった。その話を医者をしている友人にすると、「当たり前だよ。こんな小さな車に喜んで乗るわけがないよ」と言われたもんだ。

 40年近く続いた僕の外車遍歴はコペンを買った時に終焉し、これからはエコの軽自動車にすると決めたはずだったが、あちら製の乗り物に乗り慣れると、確実に日本の車には乗れなくなるな。かく言うボクの女房は「日本ナデシコ」でしたが。
 今日の晴れ間は昼過ぎまでとか。庭仕事を片付けた頃に恵みの雨が来る。頑張りましょう。
 昨日ミシェールと散歩していて気が付いたが、集落の裏山に消え残る残雪が夕日に映えて、遥か遠い子供の頃を思い出させるような、懐かしい優しい姿をしていた。