7月10日ここ山里の午後7時30分の気温は30度、下界ではどうなっているのでしょう。

 今の日本では、常ならざることが続いているように思えてなりませんが。
 山里に住んで17年、午後7時を回って気温が30度もあるなんて初めて。クーラーに代わって扇風機が、朝から今も、休む間ことなく廻っている。「扇風機さん、あなたが頼り。頑張ってよ」。
 涼しいうちにと、8時からミシェールのシャンプー。被毛の乾燥も大変、デッキの上に日が当たらないようにテントを一杯に張り出して、ボク用に扇風機を持ち出し、ミシェールにはドライヤーの両刀使いである。汗まみれになることなくフルコースを終了、片付けをしシャワーを浴びれば11時である。
 ミシェールは1ヶ月ぶりのシャンプーできれいになり、気分も良さそう。

 ミシェールをシャンプーすると、ボクのスタミナは消耗し何もできなくなる。昼は「ゆで卵」1個に、牛乳500mlだけ。 
 夕食の用意も、疲れ果てて何も出来ない。「クリーム・チーズ」と「ももハム」を挿んだ手製のサンドイッチに、トマトにマヨネーズを掛け、若鶏の立田揚げの残り物が少々あるだけ。このお粗末さ、何かの記念になるだろうと写真に撮った。
 
 ボクは毎晩、少量だが一杯やる。酒なら一合、ビールなら缶ビール1本、ワインはワイン・グラスに一杯、ウィスキーなら「10分の1」ボトルと決めている。今日はウィスキーのローテーションの日で、「ジョニ黒」を持ち出した。
 記憶に残すために、夕食の原価計算をしてみた。サンドイッチが300円、トマト半分50円、若鶏の揚げ物150円見当、ウイスキーが250円、トータルで750円である。平均すれば毎晩の支出は、このぐらいではないかな。
 貧しい暮らしだから、我が家のエンゲル係数は、さぞかし高いことでしょう。