『もし世界が一つの村だったら』の原書版が届いた。

 注文していた"If the World Were a Village"(second edition)が届いた。

 横にある岩波文庫と比較すると大きさが分かるが、ヨコ24cmタテ32cmの大判で、子供向きの楽しいイラスト付きである。

 写真を撮るために見開いたページには、100人の村人がいるとすると、何人がどんな宗教を信じているかと言う。
    33人:キリスト教
    21人:イスラム教徒
    13人:ヒンズー教
     9人:土着の宗教徒
     6人:仏教徒
     2人:その他
     1人:ユダヤ教徒
    15人:無宗教
 そのうち2つのグループに大きな変化があった。100年前には、今日21人のイスラム教徒は12人だったし、今日では15人もいる無宗教者は、たったの1人だったと。
 100人の村人の宗教を、現代の世界の人口数で割り出せばこうなり、その中でイスラム教徒が倍増し、無宗教の数は飛躍的に増えていると言う。
 子供向けの本だが、我々大人にも分かり易く、何だか考えさせられないだろうか。