わが家に灯油で火を点けるカンテラが届いて、リビングに彩りを添えている。

 昼過ぎプールに出掛けようとしていたら、オーダーしていたカンテラが届いた。
 災害時の避けられない停電に備えて、室内の装飾品にもなるキュートで、廉価な灯油で灯すカンテラを、あれこれインターネットで検索して購入した。
 見ると思っていたより小粒だが、ドイツ製らしくがっしりとした作りで、落ち着いたフォルムがまたいい。とりあえず、固定電話をケイタイにして不要になった電話台の上に置いてみた。
 
 モノトナスなリビングムールに赤いカンテラがアクセントをつけて、何やら華やいだ気分がする。
 夜になって、電気を全部消してリビングの真ん中に置いたカンテラに火を点けると、こんな具合である。
 
 このムーディな薄明かりの中で、エアコンのノイズを消し膝掛けに電気を入れて、サイモン・ラトルが振る「マーラー:シンフォニー4番」を聴きましょうか。