大震災から今日で1年。復興は遅々として進まず、原発廃止の道筋も決まっていない。

 追悼式の映像に合わせて黙祷を捧げた。
 9日付のN.Yタイムスは、トップで「日本は国民の安全より原発のエネルギー確保に重点を置き、警鐘に耳を貸さなかった」と報じている。
 
 10日付けの共同通信は、ロス近郊の半世紀も前に廃止された核施設の跡地から、アメリカ環境保険局が基準とする濃度の、100倍もの放射性セシュームが検出されたとスクープしている。
 更には7日、スイス連邦行政裁判所は、首都ベルン近郊のミュールベルク原発の原子炉を、安全対策が取られなければ2013年6月までに運転停止せよと命じる判決を出している。これは日本の大震災後、速やかに閉鎖を求めた地元住民の訴えを認めたものである。
 こんな外電が飛び交う中で、発生源である日本は一体何をやってるのかね。 
 核廃絶は我が国の国是ではなかったか。アレだけの事故を起こしておきながら、日本中から「原発をなくそう!」と言う大合唱が聴こえて来ないのも、ナンデヤネン。
 とボヤク前にボクには、自分のイキザマの根源から問い直す必要があるな。
 わが家の電気は原発を稼動している北陸電力のもの。「これって、何とか、せにゃならんのじゃないか」。