大口を開け歯をむき出してメダルを噛むパーフォマンス、みっともないから止めなさいよ。

 メダリストが大口を開け、歯を剝き出してメダルを噛む破廉恥な仕草をするようになったのは、何時頃からかな。
 みっともないったらない!喜びを表わすパーフォマンスは他に幾らもある筈。寄ってたかって例外なく皆んな同じことをする。揃いも揃って何故こんな品のないことをするのでしょう。若いアスリートたちの感情表現の何と貧困なこと。情けないなぁ。
 金曜日だが「盆休み」とかで、プールはお休み。
 マリア・ジョアン・ピリスの「モーツァルトピアノソナタ」の全曲盤が、新しくリリースされたと知ってオーダーしたところである。30数年も前になる、彼女のPCM録音によるレコードとの聴き比べが楽しみである。合わせて「バッハ:無伴奏チェロ・ソナタ組曲」をヴィオラで弾いているものなどが、貧乏な我が家にやって来る。粗末な食事をしながらでも、リスニング・ルームに流れる新しい音楽を聴く喜びは、何物にも代えられない。
 『音楽がありさえすりゃ、貧乏また楽しからずや』