昨日は高校時代の4年ぶりの同窓会。皆な年老いて、懐かしくも少し悲しいな。

 昨日、2年毎に行われる同窓会に4年ぶりに参加して旧交を温めたが、この年で4年も会わずにいると皆な年老いてしまって、自分のことを棚に上げて「俺も、こんな老人クラブの集まりの一員なのか」と、もう悲しかった。
 渡された新しい名簿の物故者欄を見て、「アイツもいなくなったのか」と愕然とし、「間もなくオレの名もここに掲載される筈」と沈鬱な気分になったり、カクシャクとしたのもおれば「もう運転もできなくなった」と嘆くのもいて、様々な生きざまを見て来た。
 ミシェールを家に置いて出掛けるのが気懸かりで、ギリギリまで家にいて、いつも5時過ぎにする夕方の散歩を4時にし、早めの食事を与え4時半に家を出たのだが、会場の芦原温泉に着くと6時を過ぎていて、記念写真の撮影も終わり既に宴会が始まっていた。
 会えば別れがあるように、「また2年後に元気で会おう」と別れを告げると、後ろ髪を引かれると言うのは、こんな感情を言うのだろうな、「もう来年から出席しないでおこう」と思いながら、彼等に背を向けて帰って来た。