修理のため無二の親友と暫しの別れ。わが子を旅に出す親のような心境です。

 我が家に来て35年になるスピーカーが、修理のため遠く山形まで行ってしまう。
 愛する子と暫しの別れをする親の心境がして切ないが、元気を取り戻し元の輝かしい音を奏でてくれることでしょう。
 1基が110kgもする巨大な物を、膝上まである雪の上を運ぶのは大変だろうと、玄関にまで至る20m程の庭の道を、人が通れる幅70cm余りを除雪したが、80にもなろうという爺には3日がかりの重労働であった。
  
   
  
 屈強な若者が3人、スピーカーBOXの搬出にやって来た。仮梱包をして、部屋の中から除雪した道をソロリソロリと運び出して行く。
 
   
 
 トラックのリヤゲートから荷台の上に積み込むところ。
 
   
 
 上の写真にはスピーカーBOXが鎮座して、下の写真はBOXが消えてガランとしたリビングルームです。

      

 修理が終わって元のところに戻って来るのは年が明けてからか。
 中学の合唱団で、「わが子 帰る日祈る 老いし母の姿」と歌った懐かしい歌を思い出している。
 この数日というもの心身ともに疲れ果てて、ブログにコメントをいただいた方や、メールが届いた方に碌に返事を差し上げずに失礼しています。