昨日、一昨日しっかり降った雪が、この冬最後の雪にならないかなぁ。

 一昨日の雪は一晩に50cmは来たか。昨日の朝はプールへ行くために、ガレージの前に堆積された雪の塊を排除しなければならなかった。五十肩で左の肩が痛むが頑張って何とかプールへ行ったが、もう雪はいらんな。
出掛ける前、ヘッセの詩集の中で見つけた手紙の一文。
      
   
 "In old age,one often experiences the paradox that while the years go by at incredible speed,the hours and days often pass very slowly."

 「年を取ると、しばしば年は信じられないほど速く行過ぎるのに、時間や日は大変ゆっくりと過ぎて行くと言う、逆さのことを経験するものですね」
 
 本当にそう。妻が亡くなって早や24年が過ぎ去ったと言うのに、「春よ来いよ」と1月が過ぎ去り2月を待てども、未だなかなか2月は来ず、遠来の友人の来訪を今か今かと待てども、なかなかその時間にならずイライラ。何年も前のことは昨日のように思い出し、ほんの此の間のことを昔のように思うは、年寄り誰もが経験するところでしょうか。
 昨日のことをよく覚えてない時があるのに、随分昔のことを昨日のことのように思い出すから、「年寄りは昔の思い出に生きている」と言われるのだろうな。
 昨日、プールから帰ると宅急便が届いた。インターネットでオーダーしたものは既に届いていると思いながら開封すると、何時もボクのブログにコメントやメールをいただく方が、パンを送って下さったのだ。
 少し前「近くに美味しいパンを売ってますので、お送りしましょうか」と言っていただいたので、「恐縮ですから」と、お断りしをしたつもりでいたが、三食パンのボクを気遣って送って下さったのである。
 今朝、食卓の上に並べて撮った写真がこれ。
   
   
 ボクは今から30数年前、海外出張でヨーロッパに7年いたが,当時は西ドイツ、1周間程ホームスティしていた時いただいた、黒い固めのドイツ・パンによく似たもので、懐かしいドイツ・パンの素朴な味がして、同封されていたオリーブ・マリネをつけ美味しくいただいた。有難うございました。