イギリスの哲学者アラン・ド・ボトンは何を語ってくれるでしょう。

 台風3号は北陸には肩すかしで、慈雨の恵みをもたらすことなく列島をかすめ通って行くらしい。
 百姓をしているわけでもないボクが、雨が降らない天候をヤキモキすることはないが矢張り気になる。
 ここいらの山里では谷川の流れに変わりはなく、田圃は満々と水をたたえ我が家の井戸が干し上がる気配などなく、鮮やかの新緑に囲まれて結構な毎日を過ごしているから、自分の暮らしに関係のないことが気になるのだろうか。こう言うのを「御節介ヤキ」と言うかな。
 少し落ち着いてブログを書いたり本を広げたりするようになったので、アラン・ド・ボトンのモンテニュー風のエッセイでも読んでみましょうと、"Religion for Atheists:A non-believer's guide to the uses of religion" をオーダーした。
 年老いて無神論者になったボクは、「不信者のための宗教の利用」と言うサブタイトルに惹かれた。いかにしてアラン・ド・ボトンはボクを納得させてくれるでしょう。こんな山の中にも数日で届くが今から待ち遠しいのである。幾つになっても「待つ」って好きじゃないなぁ。