稲は成育して稲穂が頭を垂れているのを、今頃になって気が付いている

 今朝6時の室内温度は既に26度を超えている。朝晩、心なしか涼しくなったように感じるが、これから一週間先の天気予報によれば福井地方の最高温度は33〜34度。まだまだ暑さは続くそうな。
 散歩から帰って来た時に気が付いたが、向かいの田圃の稲穂が随分大きくなって、頭を垂れるようになっている。
 
 
 よくよく見れば向かいの田圃と、直ぐ隣の田圃の色が違う。同じ品種の筈だが、早稲と晩生とでは色が違って来るのか?
 
 
 こちらに移り住んで18年にもなるが、農業に興味も関心もないから、稲穂がお辞儀をし始め田圃の色が変わってから大分経っているだろうに、今頃になって気付いている。
 音楽を聴いたり本を読んだり、インターネットにウツツを抜かしてばかりいずに、周りの自然のことにも少しは興味を持って観察したらどうだ!?
 庭に遊びに来る小鳥たちを見ても名を知らず、鳴き声を聴いても何の鳥の声か聞き分けられず、散歩の途中に目にする野の花の名も知らず知ろうともせず、長い間の都会暮らしでボクの感性は萎えてしまったか、元元からボクには備わっていなかったのか。
 この哀れむべきボクは、一体どうすりゃいい?