コスタリカのコーヒーと、アメリカ製のコーヒー・メーカーとが届いた。

 ずっとグアテマラ・コーヒーだったが、同じ中米・コスタリカのコーヒーをオーダーしたところ、もう届いた。近頃のインターネットのクイック・レスポンスには驚く。午前中にオーダーすると、横浜から翌日の午後には福井の山の中に物が届く。
 保存瓶に入れ換え食卓の上に並べて写真を撮った。
 
    
     

 カメラや三脚を片付けようとしていたら宅急便の車が来た。コーヒーと前後してオーダーした「コーヒー・メーカー」が、早や届いたのである。早速コーヒー・メーカーを取り出して、未だ広げたままになっているコーヒーと一緒に写真を撮った。


      
 
   
     

 インターネットでコーヒーをオーダーして、「何かキュートなコーヒー・メーカーはないものか」と、あれこれ検索しているとCHEMEX(ケメックス)と言うアメリカ製のものが目に付いた。
 1940年アメリカの化学者が考案したとかで、三角のフラスコと漏斗を合わせたような不思議なフォルムをしていて、食卓の上に置いて眺めているだけで喜びを感じるようなアイテムである。嬉しいことにはMoMA(NY近代美術館)やスミソニアン博物館の、永久展示品に選ばれていると言うではないか。ボクは躊躇なくこれに決めた。
 3カップ用で、ボクは日に2回このコーヒー・メーカーと向き合うことになるが、また一つ楽しみが増えた。ペーパー・フィルターは手で織り込まねばならないが、この手間暇の掛かるのも又いい。コーヒー豆をザッセンハウスでガリガリと時間をかけてミールし、極上のコーヒー・タイムを楽しみましょう。

 デッキの上でコーヒータイムをと、ワゴンに移し変えたコーヒーと小道具たち。