プールに通って2年少しになるが、その現況を総括すれば。

「水の中を歩くだけで全身運動になるよ」と、人に勧められて通い始めたプール。
 我が家から12,3キロ、車で12,3分の大野市にあるプールに通い出したのが2011年の10月。今日6月14日で2年と8ヶ月になるが、途中5が月お休みしたので実期間は2年3ヶ月である。
 振り返ってみると、最初の1年は泳ぎの基本というかコツのようなものを、通う度に感じ取ったものだったが、2年が経つ今はすっかりマンネリになってしまった。
 隣のコースではボクらと同じ60才を超える10年生が泳いでいるが、25m泳ぐとアップアップのボクとは違って、平気な顔をして25mを折り返す。泳ぎには力が入ってなく軽やかでスムース。悔しいがボクの泳ぎとはオクターブ違う。
 泳ぎのABCは1年ぐらいでガサガサと取り込めるだろうが、その上の段階に駆け上がるのは容易ではなさそう。年齢と運動神経の良し悪しにも関係するだろうが、今ボクは中ダルミで、ここを抜け出せば一つ上の段階に行けるだろうと思っている。しかし何とか格好が付くには最低でも10年掛かる。道程は遥かに遠い。これから10年と言えばボクは90を超え、命は尽き果てているだろうな。
 体力保持と健康増進のため通い出したプールだから、速く上手く泳ぐ術を会得する必要はない筈。肩の力を抜いて水と戯れる心境で、体より口のほうがよく動く婆さん連中と楽しくやればいいようなものを、性分だろうな、ボクは頑張っては自己嫌悪に陥っている。
 2年を超えたプール通いの現況を総括すれば、こんな具合かな。
      
   

 プールの入り口にミシェールがいる。すぐ隣りがスーパーで、プールが終われば其処で食材を買って帰ることにしている。