John W. Dowerの新著、『戦争の文化ー真珠湾・広島・9.11・イラク』が届いた。

 朝から間断なく降る雪を見てると、沈鬱な気分になって「こんな時はオペラのコンサート・アリアを聴くに限る」と、ルチア・ポップが歌うモーツアルトを聴いているとき、1月3日のブログ『1月2日・BS-1の「歴史学者J.W.ダワーが語る」をご覧になった方はいますか』で紹介した、"John W.Dower: CULTURES OF WAR"が届いた。
 
 500ページを超える大著で、スロー・ライフを決め込むボクが読み終えるには数週間は掛かるだろうが,邦訳されるのは少し先のことと思われるので、心に残ったところなど紹介できたらと思っている。
 
 一昨日、別の集落まで迷い込んで大勢の人に迷惑を掛けたミシェールは、今は何事もなかったかのようにボクの膝下に蹲っているが、前にいたアフガン・ハウンドも一度行方不明になったことを思い出すと、今回のミシェールと同じように雪の降り積もった冬の日であった。
 自分の身の丈を超える雪道では、周りの見通しが利かず、いつもオナジミノ臭いもせず、方向感覚をも失って、サイト・ハンティングのアフガン・ハウンドやボルゾイが道に迷うなんてことが、ありでしょうか.