曇り空の山里の朝、"Oscar・ Peterson Live at the Northsea Jazz Festival" を聴いている。

 どんよりと今にも泣き出しそうな朝、京都のCojijazzrecord さんのブロブに触発されて、我が家の貧弱な装置で"Jazz" を聴いている。

 Com-boスタイルのJazzがいいボクの、Oscar・Peterson Trioの1980.7.オランダのハーグで行われた、"the Northsea Jazz Festival"のライヴ録音である。

 珍しいのは、ジャズ・ハーモニカとピアノ・トリオのコラボが聴ける。ライナーノートによればベルギーの世界的なハーモニカ奏者で、Toots Thielemansと言う名も、ジャズとハーモニカのコラボも、寡聞にしてボクは初めて聴いた。

 このトリオのスウィング感は、クラシック・ファンにも堪らない。
 いい曲は直ぐ終わってしまうな。2枚のレコード、あっという間に裏返して取り替えし、また裏返して、円盤廻しの前に張り付いてなければならないが、その昔レコードは78回転、もっと忙しかった。ボクに古き良き時代を思い出させるジャズ、あの頃を甦らせるジャズです。