昨日、レースのカーテンなど洗濯した。今朝の曇り空では分かり難いけど、キレイになりましたぞ。

 リビングのレースのカーテンも、ソファーのカヴァーも何だか薄汚れた感じがして(それもそのはず、5,6年は洗ってない)、洗剤を入れた風呂の残り湯に一晩漬け置いて洗濯した。
 キレイになった様子を撮っておきましょうとシャッターを切ったが、生憎の曇り空でよく分からない。

 妻が遥か遠い空の彼方から「お父さんキレイになりましたね」と、きっと見ていてくれてると思う。
 レースのカーテンは、こちらに新築した時に誂えたものだが、ソファーのカヴァーは、未だ妻がいた頃、もう27,8年も前になるか、梅田のデパートで二人で相談して買った。
「これいいけど、高いわね」
「高くても長く使うものだから、これにしたら」
 逡巡する妻をけしかけて買った、チェコ製の手縫いのものである。その時、妻と交わした会話もデパートの売り場の様子も、鮮明に憶えているな。
 こんな他愛もないことでもブログに書き残しておくと、いつの日か子供たちが見付けて「両親がそんなことを言いながら買ったものか」と、思い起こしてくれるだろう。
 何かセンチメンタルな気分だなァ。賑やかに、ヴェルディの『レクイエム』でも聴くとしますか。