向かいの山裾に花をつける、この木は何と言うでしょう。

 ミシェールと歩いていて気が付いた山裾に咲いていた花を、写真に撮ってブロブに貼り付けたが、名も知らないし、コレで咲き切ったのか開花の途中なのかも、ボクには分からない。

 見過ごして来た路傍の花に目が止まるようになったのは、ボクの体内に自分の命の終わりを予感させるものあって、それが「お前が一瞥すらしなかった、こんなに小さな慎ましやかに咲く花さえ、命を輝かせているね」と、ボクを諭すのだろうか。
 FMからは、「チャイコフスキーピアノ三重奏曲・偉大な芸術家の思い出」が流れている。
チャイコフスキーと言えば、シンフォニーやピアノ・コンチェルトなどの、ミーハー風の作曲家と想われ勝ちだが、ピアノ曲、歌曲、室内楽には、知られてない隠れた名曲が幾つもある。
 今朝なんか、7月になったばかりでこれから夏本番と言うのに、長く続いた酷暑に比べ大変しのぎ易くて、秋が来たかと錯覚するくらい。
 朝晩に秋の気配を感じるのは、まだ大分先のことでしょう。元気にして、この夏を乗り切りたいものですね。