「ショスタコーヴィッチ:森の歌」のマッシーヴな音声のパワーが、暑気を払ってくれた!

 8月のドン詰り。台風12号が上陸を窺がっているとか、被害をもたらさず秋だけを連れて来てくれるならいいが。
 朝からサイクロンとダスキンに一汗掻いて、シャワーを浴びる。すっきりしたところで「ショスタコーヴィッチ:ピアノ五重奏曲」を聴き、CDを収納しようとしたら同じ並びに「今度は私の番でしょ」と、少し前にハミだしているのがいる。
 見れば「ショスタコーヴィッチ:森の歌」である。「ちょっと暑苦しいかな。まぁ、いいか」と聴くことにした。
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「暑苦しい」なんて、とんでもない。人間の声の重厚にして巨大なハーモニーの持つエナジーが、そこいら辺りの暑気を払い除けてくれた。マッシーヴな響きがボクを深くて冷気漂う森の奥に誘ってくれたな。こんなこと初めて。
 明日から9月。暦が変ってもボクの暮らしには何の変わりもないが、ブログの衣替えをしたり、所狭しと壁にブラ下げている写真だの絵画の模様を変えれば、気分も少しは変わるかと思っている。