またノロマな台風が。招かざるものが次から次へと、日本列島沈没しないか。

 台風15号が上陸するとか。どうしてこうも次から次へと自然災害が降り掛かるのでしょう。異様な気候変動が世界中に起こっていて、何とも不気味。忘恩の人間に対する自然からのしっぺ返しですかね。
 雨が降ったり止んだり、止み間を見てミシェールとウォーキングしていると、横に赤いバイクが停まって、顔見知りの郵便配達の若者が「雨でも散歩ですか?」と聞くので、「こいつの体内時計に合わせて規則正しくな」と言えば、「犬を飼うのも大変ですな」とミシェールの頭を撫でて行った。
 この台風が通り過ぎれば、秋らしい気候にならないものかと思いながら、家の前まで帰って来ると、まだ頭の辺りに白い斑点が残っている小さな蝮の子が、くねくねと道路を横断している。青大将か何かだと遠巻きにグルグル回ったりするミシェールだが、危険なものは認識しているのか、知らん振りして通り過ぎた。