秋は山里にも急ぎ足で来ました。この間までの酷暑が嘘のような朝晩の冷え込みです。。ー

 今朝のウォーキングは、しっかり長袖にダウンベストを着込んで出掛けた。

 ボルゾイの『ミシェール』は厳寒のロシア原産で、しかも長毛だから暑い夏は苦手、この急激な季節の移ろいは大歓迎で、元気を取り戻し溌剌としている。
 ソファーを3つ連結し毛布を敷いた上で、巨漢のミシェールには狭い筈でも、ここから離れようとしない。暖かくてクッションもよく、快適なんでしょうか。

「ツェムリンスキー:弦楽四重奏曲」をご存知?
 少し古い録音のラサール四重奏団が演奏する全集を聴く。2枚を繰り返して聴いて、朝から堪能したな。
 静かな秋の昼下がり、デッキの上で「ジャンジャック・ルソー:告白」を読みましょう。
 ボクは原文のフランス語が読めない。哲学専攻はラテン語とドイツ語が必須で、フランス語を選択する余裕なんてなかった。フランス語もイタリー語も同じラテン語族だから、凡その大意は掴めても、微妙なニューアンスを読み取ることは無理。その昔、桑原先生の訳本が岩波文庫にあったが今は絶版でない。仕方なく英訳本で辛抱している。