「鈴木大拙:禅と日本文化」の英語原典版を読み始める。

 週末頃から「北陸は大雪だろう」と言う。車の視界が利かないほど吹雪になると困るので、平素は祖父らしいことを何もしてやらないので、せめて孫に「年玉」を送金してやりましょうと郵便局へ出掛けた。霙が降る寒い日だが、本局の郵便局は年末の結構な賑わいである。
 昨日、オーダーしていた「禅と日本文化」の英語原典版が届いた。

禅の本を初めて読むが、尺八を聴くようになって禅の世界に触れてみたい気になった。尺八や筝曲や津軽三味線にも興味が湧いて、「ボクもココに来て、日本人として還るところに還るのか」と、思いもかけない成り行きに驚いている。
 「一時の浮気心か逍遙気分か」などと言う詮索は止めにして、暫くはココに身を置いてみましょう。そのうち、そこに囚われの身となるなら、78才にして、それもまた良しではないか。