16日パリーで大江健三郎さんが、「原発の再稼動に動く日本政府の態度」を厳しく批判している。

 朝日新聞のオンライン・ニュースによれば、欧州最大級のブックフェア「パリ書籍見本市」に招かれた大江健三郎さんが、原発の再稼動に動く日本政府の姿勢を厳しく批判したと報じている。
 
 「福島原発の事故は、農民や漁民に未だかってないほど非人間的な被害をもたらし、近隣のアジア諸国の環境にも甚大な影響を与えた」と言及し、
 『人間が行動する上で最も大切な倫理は、次の世代が生きるための条件を壊さないことである。経済的、科学的、防衛的な理由は2次的なものでしかない』と、すべての原発の即時廃止を訴えられている。
 聴く耳をもたない日本の政治家共に、この声が届くだろうか。
 ボクは、『日本の原発の吹き溜まりのような福井県』に住んでいる。79才になる老い耄れだが、同じ思いの人たちと声を合わせて、「原発の即時廃止!」とシュプレヒコールしましょう。