真向かいの山裾に、小さな淡いピンクの花を着ける潅木は何と言う名でしょうか。

 我が家の真向かい50m程の山裾に、毎年今時分になると小さな花を着ける潅木です。
  
 辺りの新緑の中に、小さなピンクの花を一杯着ける潅木の名をボクは知らない。ボクは大きな花より小さな花がいい。だから桜より梅、サンシュウの無数に咲く小さな黄色い花もいい。ぼってりと存在感を誇示するように咲く大輪の花よか、慎ましやかに「私も見て」と、楚々と身を震わせるように咲く可憐な花がいい。
 昨日、高校時代の同窓会を案内する往復ハガキが届いた。2年毎に開催される同窓会にボクは余り真面目に出席しないが、今年は6年振りに出席すると返信した。恒例のように同窓会の翌日には何人かの女性たちが我が家に遊びに来るが、彼女たちはミシェールを見るのは初めてだろうな。「ハンス」と言ったアフガン・ハウンドを知っているがミシェールは知らない筈。どんな反応をするか今から楽しみである。
 朝食後、ずっと「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ」を聴いている。今日は一日中、ポメーラと言う若手が弾く「全曲盤」を聴きましょう。バックハウスの「これでもか、これでもか」と叩きつけるピアノと違って、若い感性で流れるように弾くベートーヴェンのピアノ・ソナタである。