庭の草刈りをしたら庭が明るくなった。白内障と診断されたボクの目も明るくなるだろうか。

 庭の草刈りをしてもらったら、庭が明るくなって庭木の新緑が一層映えている。刈り取った草が庭木の根元に集められているが、やがて肥料になるのだろう。
  
 2月の終わり頃から、何となく目がクシャクシャするようになって、メガネが合わなくなったかとメガネ・レンズを取り替えてもらったが良くならない。片目にして左右の目を見比べてみると、左目がボーと霞んでいて、心なしか暗い。
 内科医をしている友人が遊びに来たので、目の具合を話すと「老人性白内障だな」と言う。「藪のお前さんに何が判るか」と笑い飛ばしたが、それから1ヶ月が過ぎても左目は一向に良くならないので、昨日、意を決して眼科医に診てもらうと
 「白内障ですな。これは手術でないと直らない。手術は数分で終わりますから」と。
 6月18日に手術することになった。自覚症状があってから3ヶ月にもなり、日々まことに鬱陶しい。そんな簡単な処置で元の視力が回復するのなら有り難いが、ただ数日は眼帯をしているので車の運転は控えたほうがいいと言われた。
 バスで往復2時間、手術や何やかで2時間、合わせて4時間ほどミシェールは留守番をしなければならないのが可哀相。未だ2週間ほど先のことだが、今から何とも気が重い。