シュピーゲルもルモンも、今朝のオンライン・ニュースのトップには、スペインの連覇の写真が貼りついていた。

 北陸も梅雨明けしたかと思うほど、気持ちよく晴れて心地よい。
 今朝、ドイツのシュピーゲル紙やフランスのルモン紙のオンラインニュースを見ると、いずれのトップ記事もサッカー欧州選手権決戦でスペインが連覇したと、写真入りで大々的に報じている。ヨーロッパにおけるサッカー熱のフィーバー振りが知れようものである。
    
   
 サッカーもそうだがスペインの闘牛にしても、観客のボルテージの高さが、日本の国技といわれる大相撲やプロ野球のオール・スター・ゲームなどとは、桁外れに違う。日本には老若男女を問わず国民がこぞって熱中するようなスポーツは、存在しないかのようである。野球が盛んな日本で、昨今サッカーの台頭が目覚しいが、サッカー熱がプロ野球を凌駕する日が来るか、と言う予感もない。少し寂しいな。