多くの人に愛でられたソメイヨシノが往った後で、庭の山桜がひっそり

 我が庭の1本の山桜、多くの人に囲まれ愛でられたソメイヨシノが往ってしまってから、ひっそりと淋しげに花を咲かせている。
               
               
 6,7年間前の大雪で、一番大きい幹が折れ下に垂れ下がっている。我家に長い梯子がないので切り落とすことが出来ずそのままにしてあるが、その垂れ下がって下向きになった枝に春になると花が咲くのだ。折れた幹の半分ほどが命を保っていて枝に養分を送り、春になれば花を咲かせるのだろう。
 折れて下向きになって花を着ける無残な姿だが、その健気さが愛おしくて写真に撮った。
                
 切り落とさず、このままにしてしておきましょう。元気を貰い慰められる山桜です。
 昨晩、滅多に観ないTVを点けて、「シェーンベルクグレの歌」の演奏を聴いた。ボクは「グレの歌」は20世紀最大の音楽作品ではないかと思う。シェーンベルク好きの「贔屓の引き倒しだ」と言われるかも知れないが、ボクはそう確信している。
 もう一度聴いてみたいと、ブログしながらCDで「インパル指揮:フランクフルト放送交響楽団」の演奏を聴いている。