天野祐吉さんが亡くなられた。痛恨の極みである。

 オンライン・ニュースで、天野祐吉さんが亡くなられたことを知った。数日前にNHK・ラジオの「隠居大学」なる番組を聞いたばかりのような気がしているが、痛恨の極みである。
 世相をバッサリと切る痛快さと、洒脱にして軽妙な語り口で多くの人を魅了した天野さん。相づちを打つ時や感嘆する時に挟む「そうかぁ」が、今もボクの耳に付いて離れない。ボクと同い年である。惜しい人がまた一人亡くなった。粗大ゴミみたいなボクが代わりに逝けばよかったのに。
 気持ちの整理が出来たら、「死」と言うものを少し考えてみたいです。