「東京オリンピックを辞退したらどうか」と言ったら、袋叩きに遭うかなぁ。

 今朝6時の室内温度は7度。夜は8時になるとエアコンを切り、就寝する10時頃までは余熱の中で過ごしている。何時も通りミシェールと散歩をしたが、道路には日陰のところ以外に雪はなく田圃の上には氷が張って、防寒コートの上からジンジンと冷気が伝わって来る。家に帰ると冷たくなった指先を暫し熱い湯に浸けているテイタラク
 ソチも間もなく終わるな。それにしても思うのは、オリンピックのために莫大な金を投資して、終われば利用価値の乏しい廃墟みたいな施設や迂回道路を作るより、真に東京と言う大都会に機能する道路や鉄道網を整理し、再生エネルギーのための広大な設備を建設して、東京を世界に冠たる先進都市にする発想ってないものかね。勝ったの負けたのメダルが何個になったのとハシャイでいるより、よっぽど良くないか。
 斯く言うボクは、高校生の頃は硬式野球をしたスポーツ大好き人間だが、昨今の高校野球プロ野球の予備軍みたいになって、ホテルまがいの立派な寄宿舎に全国から選手を集め、甲子園を目指して英才教育をしているサマなど、何処が純朴な高校球児だよ。何時頃からだろう、この様変わりは。
 だからと言って、質実剛健だ入魂一打だのとアナクロを言うつもりは毛頭ない。スポーツをするという原点に立ち戻って欲しいだけ。「のっぱら」でやったから「野球」と言うのだ。