月に1回は登る「大野城」を紹介しましょうか。

 我が家から10分程のところにある「大野城」、ボクはミシェールを連れて月に1回は登る。過日「丸岡城」へ行ってきたが、スケールといい天守閣からの眺望といい、遥かに「大野城」の方が良い。

亀の甲羅のように、可愛らしく丸く盛り上がった「亀山」の上に立つ『大野城』は、地元では親しみをこめて『亀山城』とも呼んでいる。

 
  
           
            
 





大野城」は1575年の築城で1775年には消失したが、1968年に復興され現在に至っている。こんもりと小さな「亀山」(標高240m)の上にあって、登り口から徒歩で10分程で天守閣。
 昔からの登山口には「百間坂」があるが、年配の人には少し厳しい。ミシェールは平気な顔をしているが、ボクは息が切れて切れて喘ぎ喘ぎ登る。
 天守閣の周りをぐるっと巡り、一般の坂道のところどころにある展望台から見渡せば、大野盆地が一望できて素晴らしい眺望である。
 そして麓の大野の街が「小京都」と言われる風情を残し、家並みと街の佇まいが又何ともしっくりとしていい。訪れた方は、きっと「こんな山深いところに、桃源郷みたいなところがあるもんだ」と言う感慨を、お持ちになることだろう。